【SFC修行】ANA海外発券の基礎・活用方法

海外発券の基礎や活用方法について

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記事を見て頂きまして、ありがとうございます。この記事ではSFC修行をする上で検討しておくべき海外発券の基礎から活用方法まで整理してます。

こんな方におすすめ

  • ANAのSFC修行を検討し始めた方
  • 海外発券について知りたい方

SFC修業において、チケットをどう安く取り、PP単価を抑えて修行するかということが腕の見せ所ですが、ANA海外発券を活用することで、PP単価を安く抑えることができます。

この記事ではANAの海外発券について基本的な仕組み、発券方法、注意事項などを解説していきます。

そもそも海外発券とは

海外発券とは “海外” から出発する “チケット” のこと及び、そのチケットを発券する行為のことです。

  • 日本発券の場合
国内発券の渡航イメージ
  • 海外発券の場合
海外発券の渡航イメージ

簡単ですよね、通常の旅行のようにチケットを発行するのが日本発券。海外に駐在しているかのように、一次的に日本に帰国するなど、海外から出発するチケットが海外発券です。

海外発券の予約方法

とっっても簡単です。普通、旅行を計画するときは、下記画像のように出発地は東京になっているかと思いますが、

通常発券のやり方

海外発券なので、出発地を海外のどこかにするだけ。下記画像は例えばシンガポールの場合。

海外発券のやり方。具体手順

とても簡単で誰でも出来る方法です。

但し注意が必要で、海外発券をするためには、当たり前の話ですが一度、海外に行く必要があります。

しかもANAの国際線ではマイル(特典航空券)でチケットを取ろうとすると、往復でしかチケットを取ることが出来ません。片道の航空券を必ず手配しないといけないので、ここも色々検討する必要があるのですが、僕はエアチャイナ (中国国際航空)のビジネスクラスチケットをオススメします。理由は、せっかくなのでプレミアムポイントを稼ごうという思いと、エアチャイナ は、ビジネスクラスのチケットが安くPP単価の効率が良いからです。

海外発券を利用した旅行工程

ここまでご説明したことを工程に落とし込むと、下記の図のようになります。

海外発券を利用した渡航イメージ

この図の中での海外発券の目的地、「地球のどこか」と表現している国が、「海外」か「日本」かで工程が変わってきます。

パターン①海外発券目的地が海外の場合

「地球のどこか」に例えばニューヨークを当てはめて見ました。

海外発券の工程イメージ①

普通のサラリーマンだと夏休みなどで9連休が発生することもあるかと思いますが、

最初の羽田から最後の羽田までの海外に滞在する期間は1週間とか、10日程度という方がほとんどだと思います。

まさに弾丸で修行をしてくるイメージですね。

パターン②海外発券目的地が日本の場合

「地球のどこか」の部分に日本を当てはめて見ました。

海外発券、工程イメージ②

この場合、パターン①同様、弾丸で修行をする。ということも可能ですが、最初の羽田から最後の羽田までを3ヶ月かけてゆっくり修行するということも出来るんです。

これをストップオーバーと呼びます。ストップオーバーについて解説します。

海外発券で使える。ストップオーバー(途中降機)

ストップオーバー(途中降機)とは、あるチケットの出発地から目的地までの間に途中で降機して、どこかに立ち寄ることを示します。ただし乗継と異なり、その場所で24時間以上滞在することを意味します。

日程を書き込んで見ました。

ストップオーバーのイメージ画像

上記のように、僕らは日本に住んでいるので、5/24-9/21は普通に東京で生活することが出来ます。

仮に都合が悪くなり、日付を変えようと思ったときにも、海外発券であれば、後述しますが予約変更が無料もしくは少額の手数料で出来るのがメリットです。自分の休みのタイミングと相談して、日程を組んで見てください。

上記画像内、赤矢印の羽田発シンガポール行きのチケットを片道で買うべきか、最初から往復で買うべきかについてですが、結論、往復で買った方が安いです。詳細記事は下記になりますので是非ご参照ください。

片道か往復かどちらが安い?アイキャッチ。

ANA海外発券、エアチャイナ便チケットは往復、片道のどちらで購入?

2019年10月24日

海外発券を使って修行をする理由とは?

海外発券の基礎および工程の組み方について、理解したところで、なぜ海外発券を使って修行する方がいるのでしょうか。

主なメリットは次の4つが挙げられます。

海外発券のメリット

  • 予約変更可能なチケットが安い
  • ビジネスのチケットが安い
  • PP単価が安くなる。
  • アップグレード対象運賃が安い

みなさんも海外発券を検討しているのは、このあたりが理由ではないでしょうか?以下、それぞれのメリットをご説明致します。

海外発券のメリット①予約変更が可能なチケットが安い

日本発券のチケットは予約変更ができない安いチケットが多く、急な仕事や病気等で、やむを得ず搭乗を断念せざるを得ない状況になることもあるかと思います。それが、予約変更可能運賃であれば、無料または少額の手数料で日付や便を変更することが出来るので、安心して予約することができ、かつチケット自体、安いという特徴があります。

日本のチケットで変更可能を選ぶと、下記画像のようにチケットの金額が最安値(変更不可チケット)の2倍以上になることもあります。

海外旅行におけるチケットの種別について。

下記画像がクアラルンプール 発の変更可能、変更不可の同期間のチケット比較。最安値の変更不可のチケットの金額は変わりませんが、変更可能なチケットもほぼ金額が変わらず、また日本発のチケットと比較してもほぼ半額ということが分かります。

海外旅行におけるチケットの種別について②

海外発券のメリット②&③ビジネスのチケットが安くPP単価が抑えられる。

日本でビジネスクラスに乗ろうと思うと、相当金額が張るということは皆さんご存知だと思いますが、路線にもよりますが、ビジネスのチケットがエコノミー価格で購入可能だったりもします。

プレミアムポイントの計算内、マイル積算率はどのキャリアでも125%なので、快適かつ効率的に修行できるというメリットがあります。

例えば①東京発のクアラルンプール往復のビジネス料金は下記画像。

海外旅行におけるチケットの値段確認。東京発料金

それに対して、②クアラルンプール発の東京往復のビジネス料金は下記画像。

海外旅行におけるチケットの値段確認。クラルンプール発料金

時期が同じなのに、金額にして約10万円分の差が出てきます。

この路線で得られるプレミアムポイントはビジネスクラス利用なので、片道6,658ポイントで、往復13,316ポイントとなります。

PP単価計算

①の場合の東京発クアラルンプール 往復の場合のPP単価は最安値で18.6円。

②の場合のクアラルンプール 発東京往復の場合のPP単価が最安値で11.2円

となり明らかにPP単価としても海外発券の方が安く抑えられることが分かります。

ちなみにですが、下記画像はこれは日付変更可能な東京初のクアラルンプール往復エコノミーチケットなのですがクアラルンプール 発のビジネスクラスの方が安いことが分かります。

東京発のクアラルンプールのエコノミークラス料金

ちなみに、シンガポールで同じように金額を見てましたが、羽田-シンガポールの場合、ほぼ金額は変わりませんでした。物価の関係で、シンガポールは往復のチケットは安くならないようです。覚えておくと良いですね。

まとめ

海外発券は出発地を海外にして発券するチケットのこと。

・海外発券は発券が簡単

・海外発券を利用して計画的に修行をすることが可能

・海外発券は変更可能なチケットが安い

海外発券はビジネスクラスも安く、PP単価も抑えられる(現地の物価による)

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4 件のコメント

  • 大変参考になりました。
    海外発羽田、羽田発海外のANAチケットを購入した場合、
    オンラインチェックインやチケットの発券はどのようにしたら良いのでしょうか。

    • あな修行検討中さま

      コメントありがとうございます!

      まずは、
      ◆オンラインチェックインについて。
      海外発、羽田発はパスポート情報、メールアドレス、座席、
      これが出発の24時間前までに記入が完了しておりましたら、
      自動的にオンラインチェックインは完了します!

      ◆チケットの発券について
      ①モバイル端末(登録メールアドレスに送付)
      ②プリンターで印刷
      ③空港で受け取り

      この3種類があるのですが、
      国によって、モバイル搭乗券が不可の国があり、

      さらに、下記の国では、空港での受け取りに限定されているものがあります。

      ・ソウル(金浦)・杭州・大連・ハノイ・ムンバイ・デリー・ジャカルタ・マニラ・ヤンゴン

      詳細は下記URLをご確認ください!
      また不明点あればいつでもご連絡くださいませ。
      https://www.ana.co.jp/ja/jp/international/prepare/checkin/online-checkin/

      引き続きよろしくお願いいたします。

      TOSHI

  • 大変わかりやすかったです。

    最初と最後の日本発着について期間が空く場合、往復でチケットを買っても大丈夫でしょうか?それとも片道の方がよいのでしょうか?

    • 修行前僧様

      コメントありがとうございます!
      ストップオーバーを使っての話ですよね。

      エアチャイナ利用で試算してみました。
      2020年4月1日東京発シンガポール着、2020年5月26日シンガポール発東京着の場合

      片道料金
      東京→シンガポール:42,470円
      シンガポール→東京:39,960円
      合計:82,430円

      往復料金
      48,470円

      仮に日程を変更しようと思っても、
      変更手数料が一回につき5,000円なので、

      往復で買った方が安そうですね、
      ANAもそうですが、往復でチケットを買うと往復割引が適用されるので、
      片道で買うよりも安いんですね。

      ブログにも追記しておきます。
      また分からないことがあれば是非コメントください!

      引き続きよろしくお願いいたします。

      TOSHI

  • toshipoko2002 へ返信する コメントをキャンセル

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