記事を見て頂きまして、ありがとうございます。
この記事では、プラチナチャレンジでかかる実費から獲得出来るポイントを現金に換算して、引き算をした「実質コスト」と、
その「実質コスト」分をペイするには何回宿泊すればいいのかを、計算している記事です。
複雑ですが、イメージは下の画像です。
念のためおさらいをすると、
SPGアメックスカードを発行すると、マリオット系列のホテル上級会員になることが出来ます。
そのランクはゴールドなのですが、ラウンジの利用や朝食などはついていなく、部屋のアップグレードはあるのですが、スイートまで上がることはありません。
一方プラチナステータスであれば、
①ラウンジでお酒が飲み放題
②ウェルカムギフトで朝食を選択
③スイートまでアップグレードの可能性
上記のように、ゴールドより手厚い待遇になっています。
計算方法としてはここを現金換算するってことですね。
他にもポイントボーナスが50%になったり、レイトチェックアウトが16時までになったりと、
プラチナ会員で享受出来るサービスはゴールドと比べて大きいです。
宿泊する際にマリオットポイントを獲得することが出来ます。
更に、マリオットはポイントサイト経由の予約で追加のポイントを獲得出来ます。
SPGアメックスの支払いでも、クレジットカードポイントが貯まります。
これらのポイントをマイルに変え、金額換算することで、実質のプラチナチャレンジとして支払う金額を算出してみる。
というのがこの記事の主旨になります。
1マイルの価値について計算した記事はこちら
■目次
マリオット ボンヴォイ:プラチナチャレンジの基礎について振り返り
下記記事でプラチナチャレンジの基礎についてまとめていましたが、
プラチナチャレンジは宣言をしてから、最大で任意の4か月間(毎月1日開始、4か月後の末日終了)の間に16泊すれば達成することが出来ます。
「滞在」ではなく、「泊」なので、極端な話初日にチェックインし、チェックアウト日に来ればプラチナチャレンジは成立します。
同じホテルAに3泊4日過ごした場合、
1滞在3泊という計算になります。
例えばホテルAに2泊三日、続けてホテルBに1泊二日で止まった場合は
2滞在3泊という計算になります。
チェックインーチェックアウトの1セットの回数が滞在で、
泊数は文字通り何泊したのか。ということです。
頻繁にホテルに宿泊する機会がある人はいいですが、家族がいて平日は出張がほぼ無いサラリーマンの僕は、
初日にチェックインをして必要日数経過後、チェックアウトのためにホテルを訪れる。
という荒技を使ってプラチナチャレンジを達成しました。
マリオット ボンヴォイ:プラチナチャレンジの実質コストについて考えて見た
国内で一番、1泊あたりの金額が安いフォーポイントシェラトン函館で、この初日と最終日だけ顔を出すという、荒技をした場合の実質コストを計算して見ました。
3月の頭に名古屋マリオットアソシアホテルに泊まる予定があるので、
残り15泊すれば16泊達成することが出来る状況です。なので、3/9-/24の15泊で金額を計算して見ました。
1泊あたり7,400円程度。15泊で合計112,380円。
僕はSPG会員なのでゴールド会員のポイント特典や、クレジットカード決済分、ハピタス経由分など、諸々戻ってくるマイル分を計算してみると、およそマイル換算で11,288マイルが戻ってくる見込み。
マイルが戻ってくる計算の詳細説明はこちら
上記記事に則って①~④のマイル数だけ出しておくと下記です。(1.25%計算)
①宿泊ポイントボーナス分=5,320マイル
②ウェルカムギフト分=104マイル
③SPGクレジットカード決済分=1,295マイル
④ポイントサイト(ハピタス)分=4,460マイル
①〜④合計マイル11,288マイル
この合計11,288マイルがいくらなのか。という点は1マイルがいくらなのかで変動をします。
下記記事をベースにANA/JALの平均1マイルの平均値、3.5円で再計算して見ます。
つまり、11,288×3.5=39,508円。が戻ってくる計算。
続いて函館往復の交通費について。
プラチナチャレンジ交通費コスト
僕は東京に住んでいるので、新幹線と飛行機の二つの場合があります。
渋谷発で函館に向かう場合の交通費は下記。
おおよそ43,000円になります。往復なので86,000円程度になる見込み。相当高いですね。
ANA利用の場合で羽田と函館の往復フライトを取った場合
おおよそ往復3万円程度。
もう少し早いタイミングでチケットが取れれば2万5千円程度もあり得そうだが、2月頭のタイミングで三月中旬〜のチケット申し込みなので、この金額感。
羽田-函館は新幹線よりも飛行機を利用した方が安そうですね。
初日の往復と最終日の往復があるので、航空券としては往復合計×2で、6万円という計算になります。
ちなみに、この時の獲得プレミアムポイントはスーパーバリュー28,45。
運賃7で積算率75%ボーナスマイル無しの区間。
片道636プレミアムポイントなのでPP単価は23.6円とSFC修行においては全くオススメできない区間になってます笑。
「プラチナチャレンジ実質コスト」=ホテル代ーポイントバック分+交通費
実質コストを出すにあたって、まず15泊連泊をしてホテル代金が112,380円。
ポイントバック分として39,508円。
交通費が往復二回で6万円。
つまり、112,380-39508+60,000=132,872円
こちらが僕の場合の実質プラチナチャレンジのコストになります。
プラチナチャレンジコスト:1年で66,436円をペイできるか
プラチナステータスでいられる期間は2月にプラチナステータスを達成したとすると、最長で2年間。
つまり、2年間で132,872円。1年で66,436円がペイ出来るかどうかを確認して行きます。
一泊二日の宿泊でプラチナ会員として受けれるサービスは、ウェルカムギフトとして朝食を選択出来たり、ラウンジでお酒が飲み放題だったり、部屋がスイートルームまでアップグレードすることもあったり。これらの特典を無理やり現金化して計算して見たいと思います。
ラウンジ利用可能
プラチナステータスになると、ラウンジで飲み放題です。大体ホテルのバーは一杯千円くらいするので、3杯飲んだとして、3千円。1滞在あたり夫婦で6千円。年間3回ホテルに泊まるとすると、18,000円相当。
無料朝食
ウェルカムギフトで朝食を選択できるホテルの場合、朝食が無料になります。
おおよそマリオットの朝食は一人当たり3,000円程度なので、夫婦で6,000円。年間3回泊まったとすると18,000円相当。
更に統合してマリオット ボンヴォイにが変わったことで、プラチナ会員であれば、12歳以下の子供は朝食が無料になります。
仮にお子さんが一人いたとすると、現状2,000円とするならば3回で6,000円相当
ちなみに、マリオットボンヴォイになったことで、シルバー会員〜ゴールド会員は下記です。
料金を支払う大人1名につき、6歳以下の子供の朝食が無料。
7~12歳の子供は半額になります。
部屋のアップグレードによる部屋代金の差額分
僕が今まで泊まったことがあるホテルにおける、アップグレードによる部屋の差額がおおよそ5,000円程度。
これはゴールド会員なので、プラチナになると空き状況によりますが、アップグレードの幅は大きくなります。
実際泊まっていないので泊まったら更新しますが、仮に8,000円分アップグレードをしたとすると、年三回泊まれば24,000円分。
これらを全て足しあげると、18,000(ラウンジ)+18,000(無料朝食:大人)+6,000(無料朝食:子供)+24,000(アップグレードの部屋差額)=66,000円程度。
つまり、夫婦と子供一人で、年間三回程度ホテルに宿泊すれば、おおよそのプラチナチャレンジ分のコストは回収できる見込みとなります。
果たして本当にそうなのか、実際にプラチナステータスを取得したら、また記事を更新して見たいと思います。
プラチナチャレンジのコストについてのまとめ
・フォーポイントシェラトン函館で15泊連続宿泊した場合、ホテル代、交通費、戻ってくるポイント分を現金換算しておよそ13万でプラチナチャレンジ可能。
・宿泊ポイントを獲得するために、ポイントサイト(ハピタス)経由でしっかりポイントを貯めることが条件。
・1年間で66,436円をペイ出来るかどうかがポイント。
・夫婦(+子供一人)で年間3回マリオットに泊まれば計算上はほぼペイする見込み。
◆ゴールドステータスの更に上、プラチナステータスになるともっとお得なことが!マリオットプラチナチャレンジの基礎についてはこちら
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